降ってくる危機

8月29日の朝、北朝鮮がミサイルを発射しました。またかと思っていたら、北海道の襟裳岬上空を飛行していったとのこと。なにっ! 日本時間の06時12分ごろ、襟裳岬の東約1,180キロメートル付近の太平洋上に落下したと推定されるという報道でした。

落下地点は北米航空路の辺りじゃないかな? 7月28日にはエールフランス機が日本海のミサイル落下地点の北150キロメートル付近を通過していたらしいし、Flightradar24で見てみました。

日本時間29日06時12分(UTCでは28日21時12分)ごろミサイル落下地点付近を飛行していた航空機です。「襟裳岬の東1,180キロメートル」という情報から、東西方向の精度はそこそこ出せそうですが、南北にどれぐらいずれているのかが分からないので、点線で弧を描きました。

今回は、フィリピン航空104便(マニラ発サンフランシスコ行、ボーイング777)がミサイル落下地点に最も近かったようです。フライトレベル330(高度約33,000フィート)で飛行していました。弾道ミサイルが飛行中の航空機に当たる確立は非常に小さいだろうとは思いますが、乗客・乗員の皆さんは決していい気持ちはしないですね。他にも、ユナイテッド航空(UAL890)機や中国南方航空(CSN377)機などがそう遠くない位置を飛行していましたから、洋上管制のこのセクターを担当していた管制官も気が気じゃなかっただろうと思います。

報道では発射地点が「ピョンヤン郊外のスナン(順安)」とのこと、それで「襟裳岬上空を飛行」したということは、北海道で3番目に人口が多い函館市のほぼ上空を通過したことになります。北海道上空で最高高度550キロメートル(約180万フィート)に達していたんでしょうが、たとえネジ1本たりとも落としたりしたら許さないゾ。

コメント

  1. イカゴロ より:

    いつも奥尻沖合に落下させていたころから函館は近いなという気はしていました。朝早く、地震警報かと思い目覚めると『覇気ヘア』がブチ上げたミサイル通過警報。またかとウンザリ感が過りました。何とかならないものでしょうか。

    • やぶ悟空 より:

      情報収集衛星(事実上の偵察衛星)の地球局がある苫小牧は、有事には真っ先に狙われるんだろうナと心配…してもしょうがないか。

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